北の森工房のロゴ:表紙へ 自然は芸術! その素材を生かしたい! その感動を伝えたい!

使ってる木の種類

 
森の写真

【豊樹富海】

私の造語です豊かな森の樹は、海を富ませ魚を育てるの意です。(このテーマで「木の灯り」を作り、使っていただいている方にも伝えてあります。)

日本は、広葉樹を伐採して、針葉樹を植えた国です。
手の入らない針葉樹林・・黒く見える山は、死んでると言われています。

最近、雨が降るとすぐに、川の水が赤茶色に濁っているのを見かけませんか。
私は、放置された針葉樹林が大きな原因と考えています。
さて、私が使っている木の種類は、広葉樹です。

たも 真樺 塩地 山桜 黄檗
百日紅 朱桜 黒檀 紫檀 紅紅木

【欅(けやき)】

本庄では、欅は屋敷林や神社・お寺に良く植て有ります。
特に赤い欅が綺麗で、木目も面白いものが有ります。
私は、他の素材と組み合わせる時にも、木目を生かすデザインで、思い巡らします。

欅の写真

【栓(せん)】

ハリギリとも呼ばれ、山菜ハイキングで、たらの芽と間違えて、沢山採ったことが有ります。
天狗の団扇に使われた居ます・・何か力が湧いてきます。青白く木目の面白い木です。
利休鼠色した部分は特に好きです。

【御蔵島(みくらじま)の桑】

黄味が強く、使い込むと黄櫨色から路孝茶に変化していき、しかし、色の奥底に黄櫨色が覗けます。

【木イ弗(たも)】

変な字でごめんなさい、ユニコードに対応していないので

黒み掛かった渋い光沢を持った木です。
単調な木目の中に素敵さが潜んでいます。
イメージは千歳茶。

【真樺(まかんば・かば)】

年輪が緻密で堅い木です。
肌つやが良く、いぶし銀の輝きを見せます。
木をなめると非常に苦い味がします。

【楓(かえで)】

木目は縮緬を連想させ、練色(絹の薄い黄色)の輝きを見せます。

楓の写真

【塩地(しおじ)】

群馬県上野村の自生地が有名です。長野県飯島町にも塩地平公園が有ります。
レース模様の木目はもうたまりません。
栓とたもの中間の色合いです

【山桜(やまざくら)】

丁字色の温かみのある木です。薫製材に使う木ですから香りが良い木です。
余談ですが、私の4代ぐらい前の伊藤重兵衞(江戸後期から明治)は、染井吉野桜を広めたと言い伝えられてきました。
35年位前までは、春に成るとラジオで紹介されていましたが、最近は染井村の植木職人に成ってしまいました。

【槐(えんじゅ)】

蒲色と鳥の子色のコントラストの綺麗な木です。
魔除に成ると縁起を担いで身に付けている人もいます。

【黄檗(きはだ)】

名前の通り、樹皮と木部の間が鮮やかな黄色で、黄蘗色と命名されています。
絹を染めると綺麗な黄色に染まります。
私は利休鼠色に鈍く光る芯部が好きです。

【百日紅(さるすべり)】

7月から9月まで赤い花が咲き続けます。
木目は気品溢れる艶やかな雄黄色で、年輪がいぶし銀に光ります。

百日紅の写真
百日紅

【朴(ほう)】

深川鼠色の柔ら木です。深部は青鈍色で深みのある色です。

【榎(えのき)】

全体に鳥の小色で、樹形に面白いものが多いです。

【桂(かつら)】

木の色は、朽葉色の温かみのある木です。
木の香りは肉桂(シナモン)と同じで、磨き作業をすると匂いが一日中付いてまわります。

【梅(うめ)】

セザンヌの絵を連想させる色合いの木です。
落ち着いた品格のある木きです。

【楢(なら)】

木の色は練り色で、木目が素直です。
樹形に面白いのが有ります。

【朱桜(しうりざくら)】

山桜より赤味が強く温かみのある木です。
言葉の響きがすきです。

【黒檀(こくたん)】

黒く堅い木です。赤味の入っている木も有ります。

【紫檀(したん)】

赤く堅い木です。黒の入っている木も有ります。

【紅紅木(べにこうき)】

紅を二つ重ねた名前のように、紅の強い木です。
使い込むと葡萄(えび)色の奥底に臙脂(えんじ)色が覗けます。
絹を染めると鮮やかな緋色に染まります。
私が使ってる木では一番堅い木です。

紅紅木の写真
紅紅木の切り屑。絹などの染色に使います。

【おれい】

最後までおつきあい有り難うございました、この他にも名前の分からない木がたくさん有ります。色名に付いては、日本の伝統色・福田邦雄著(読売新聞社)を参考に私の主観で書きました。


【参考サイト】

木目(杢)の種類 (府中家具共同組合提供)
日本の伝統色 (Taichi Kaminogoya氏提供)
日本の伝統色−同名異色ー (お昼寝・うさぎ提供)

【案内】


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