説明
■作 者 :朝比奈克文
■色 柄 :兎紋:青
■素 材 :陶器:絵付
■サイズ :D150×H85mm×W175mm
■サイン :有り
※ 一点一点手作りのため、サイズや絵付が多少違います。
画像と多少違う場合がございますが、ご了承ください
朝比奈克文さんの「草紋」シリーズをお楽しみください。
【朝比奈克文さん:ろくろを引く】
【五山焼】( いつつやまやき) 5 mountains’ pottery
私の住む長野県の北部、野尻湖(のじりこ)の周辺には、主だった5つの山があります。
斑尾(まだらお)、妙高(みょうこう)、黒姫(くろひめ)、戸隠(とがくし)、飯縄山(いいづなやま)です。
指の数が5本であるように、地道な手仕事をしたいと、5つの山に思いをこめて、この名をつけました。
27才から約6年間、益子の“つかもと ”にて、焼物の基本を教えていただきました。休みには那珂川で遊んだり、大洗で泳いだりしました。そこで会った人々と文化によって、自分が作り直されたと思っています。
栃木や茨城のこの周辺の温もりのある言葉そのものの、人々を懐かしく思い、感謝しております。
青年時代、油絵を志していた事もあり、絵付の多い焼き物ですが、使ってくださる方を元気付けたいという願いを込めています。
どうぞよろしくお願いいたします。
2009.4.14 窯焼きの日にて
作者 朝比奈克文
(のんびりぼっこ広場に寄せて頂いた「しおり」より)
【経歴のしおり】
この地にて、「作る人」になりたいと決意して、二七歳の時修行に出ました。そして今、焼き物はすっかり私の仕事となりました。とても感謝しております。
東の高社山からこちらを見れば、五つの山が並んで見えます。
「マミクトイ」と言って、右から斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯綱山です。そして、山々と空や雲に微妙な光が反射しているところに野尻湖があります。これが「我がふるさと」です。
それぞれの山々は個性の違う巨人のようであり、湖は優しさを与えてくれます。
私は、地道に五本の指でする「手仕事」に願いを掛けてきました。
わらび紋から始まって、葉紋、草紋、もみじ、魚、兎、トンボ、鳥と単純化した動植物の絵付を施した陶器を作っっています。ちょうど、祖父が鍛冶をしたように、焼物を作り、また新しく、楽しい物も作り、皆さんに喜んで頂ければ幸いです。
2014年 四月 朝比奈克文
1956.7.17 長野県牟礼村に生まれる
父母方共、祖父は鍛冶屋を営む。
1975 県立長野高等学校卒業
1980 多摩美術大学油絵科卒業
1984~90 栃木県益子町の塚本製陶所にて、研究生として6年間修行する。
個展、グループ展等を中心に活動する。
長野県陶芸作家協会所属
【五山焼作品を紹介したインスタグラム】へ
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